蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

ミヤマクワガタ(2021年8月)

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

夏の夜、ミヤマクワガタに出会いました。

 8月に入り、クワガタシーズンももうあとちょっと…なんて思われがちですが、実はクワガタムシはまだもう一回発生ピークを迎えます。

今回私が出会ったミヤマクワガタも、6月に発生したにしては体毛がまだフサフサしていて、爪の力も強く、鮮度のいい個体でした。

クワガタムシは5〜7月に一度目の発生ピークを迎え、カブトムシが増えはじめると一旦数が減ります。

そしてカブトムシが減りはじめる8月以降、再び新鮮な個体が姿を見せはじめるのです。

パワーではなかなか太刀打ちできないカブトムシへの対策なのか、あるいは盛夏の暑さ対策なのかはわかりませんが、なかなか面白い生態だと思います。

8月以降の発生は二次発生と呼ばれていたりしています。

二次発生は一回目の発生ほど同調的ではなく、8月末くらいまでだらだら続いて、9月中旬くらいまでは新鮮な個体が見られる印象。

カブトムシ派のみなさんの夏はもう終わりかもしれませんが、クワガタ派の夏はまだまだ続きます。

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO