蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

ヒナカマキリの季節(2021年8月)

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

日本最小のカマキリ、ヒナカマキリの季節がやってきました。

 8月中旬くらいから少しずつ成虫の数が増え始め、9月上旬くらいまでがいちばん観察しやすい時期になります。

照葉樹林の林床に生息するという特殊な生態とその小ささ(成虫でも2cm未満)から、あまり知名度がないカマキリですが、被写体としてとっても魅力的なカマキリです。

今回はマクロレンズで出来るだけ近づいて真正面から撮影してみました。

マクロでの接写はものすごく被写界深度が浅くなるので、両目にピントを合わせるのにかなり苦労しました。

両目ガチピンまで1時間くらい頑張りました…

しっかりピント合わせをしたおかげで複眼の個眼ひとつひとつまでピントがバッチリあっていて拡大して見ても満足の出来です。

なかなか愛嬌のある顔立ちをしていると思いませんか?

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

こちらは前後を大きくぼかしてみたより雰囲気重視の写真。

薄暗い照葉樹林内の岩陰や落ち葉の隙間などに隠れているため、見つけるのには結構コツが要ります。

動きも素早くてなかなかこっちを向いてくれないので、こっちを向いていてばっちりピントがきてる写真が撮れると思わずガッツポーズしちゃいます。

 

ここのところ天気が悪くてトンボは全然撮れていません…

撮りたい夏のトンボはたくさんいましたが、ほぼシーズンを逃した形になります…

そうこうしているうちにもうすぐ赤とんぼのシーズンですね〜