OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS
成熟すると顔まで真っ赤になるタイプの赤トンボ。
名前はナツアカネですが、夏に活動するわけではなく、繁殖期はアキアカネよりやや早いくらいです。
赤くなったオスは見分けがしやすいですが、赤くなる前のオスや、成熟してもあまり赤くならないメスは他の種類(特にアキアカネ)と見分けがつきにくいです。
アキアカネとの見分けは胸部側面の模様を見るのが確実ですが、見慣れてくると、飛び方が微妙に違うことに気付きました。
アキアカネは広範囲をふわふわと飛んで風に流されるように移動し、あまり縄張りに執着がないように見えます。
一方のナツアカネは狭い範囲を素早く飛んで、毎回ほぼ同じくらいの位置に戻ってきて止まります。縄張り意識が強く、移動性が低い種類の特徴です。
私が住んでいる地域ではよく見かける種類ですが、都市部周辺ではもう見られなくなった地域も多く、どこでも見られるトンボではなくなってしまいました。