蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

コノシメトンボ(2021年10月)

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS

名前は小さなノシメトンボという意味ですが、翅の先端にあるノシメ斑以外はあまりノシメトンボには似ていません。

分類上もヒメアカネやマイコアカネに近い仲間だったりします。

顔まで真っ赤になるタイプの赤トンボですが、ミヤマアカネとは違い翅は赤くなりません。

開放的で透明度の高い水場を好み、学校のプールなどにやってくることもあります。

ヒメアカネやマイコアカネは羽化した水域から離れることはあまりないですが、本種は結構遠くまで飛んで移動するので、他の赤トンボに混じって1匹だけ見つかるなんてこともよくあります。

風に身を任せるようにふわふわと飛ぶ様子からも分散性の高さを窺えます。