OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
ヒガシヒダサンショウウオは、東京都内の渓流でも観察できる美しいサンショウウオ。
外見がヒダサンショウウオと非常に良く似ているため、ごく最近までは同種とされていましたが、最新のDNA解析等を用いた研究の結果、2018年に新種ヒガシヒダサンショウウオとして記載されました。
日本産サンショウウオの分類学的研究は近年活発で、かつてはハコネサンショウウオ1種とされていたものが7種に、カスミサンショウウオと呼ばれてきた種類は10種に分かれるなど、分類の再検討が進んでいます。
2022年3月現在、日本には47種のサンショウウオが生息していますが、うち45種が日本固有種であり、さらにほとんどの種がその地域特産の種です。
分類を再検討して種を細分化することは、各地の個体群の保全の必要性を伝えるという意味でも重要です。
ヒガシヒダサンショウウオは、トウキョウサンショウウオと共に関東圏を代表するサンショウウオであり、東京都奥多摩地域の豊かな水環境を象徴する存在です。
私が本種を初めて見たとき、非常にかっこいいサンショウウオだな、と感じました。
OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
私が見慣れているヒダサンショウウオと比べて大型で手脚や尻尾が長く、スタイルが良いですね。
メスや卵嚢は未見なのでまた見に行きたいです。