蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

目覚め(2022年3月)

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS

今年初めて出会ったチョウはアカタテハでした。

成虫で越冬するタテハチョウの仲間は冬の厳しい寒さを乗り越え、気温が15度くらいまで上がるようになると、休眠から目覚めていち早く活動を開始します。

3月中旬はやや気温が上がり、天気も良かったので近所の森に出かけてみると、丘陵地の山頂付近で縄張りを張っているアカタテハに出会いました。

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS

アカタテハはオレンジと褐色のシンプルな配色のやや地味なイメージのあるチョウですが、翅の裏側は緻密な紋様と青のアクセントが非常に美しく、よくよく見るとなかなか魅力的な被写体ですね。

今年は2月いっぱいまで雪も多く、3月に入ってからもあまり暖かくない日が続いているので、春に羽化するチョウの発生は遅れそうです。

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS