蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

止まる場所

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OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS

春一番のコサナエ属、最後はオグマサナエです。

オグマサナエはコサナエ属の中で最も大きくなる種で、体型もなんとなくゴツくてかっこいいです。

分布はフタスジサナエと被っていますが、岸が開けた明るい池を好むフタスジサナエに対して、オグマサナエは森が岸に迫るような環境を好みます。

また、オグマサナエは成熟しても結構水場から離れた場所にいることがあります。

コサナエ属は、細い葉の上などにちょこんと乗っているような写真がとても絵になって美しいのですが、何故か私が知っている生息地のオグマサナエたちは、砂利道の上や手摺の上など、なんとも絵にならない微妙な場所に止まるので写真映えしません。

ここでは広角レンズを使って風景を入れるような撮り方も難しそうなので、来年は新しい生息地を探したいですね。