湿原の妖精(2022年9月)
OM SYSTEM OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS
9月も中旬を過ぎ、今年も赤トンボたちのシーズンが始まりました。
高原の湿地では真っ赤に色づいたヒメアカネたちがよく目につくようになりました。
ヒメアカネが好む環境は、下草が伸び、遠目からは湿地に見えないような場所で、下草の茂みのところどころに覗く狭く浅い水面でオスは縄張りを形成し、メスを待ちます。
このような環境は植生の遷移によってすぐに失われてしまうため、ヒメアカネを長年安定して観察できるような場所はなかなかありません。
今年は残暑が続き、なかなか肌で秋を体感することはできませんでしたが、自然を観察すれば季節は確実に進んでいることを実感できます。
OM SYSTEM OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS