大雪とトラツグミ(2022年1月)
OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mmF5.0-6.3 IS
今年の冬は雪がたくさん降りましたね。
一度にたくさん降って積もるというよりは、融けてきたらまた積もるという感じでした。
そんな雪の日、低山の山麓にある柿の木にトラツグミの姿がありました。
冬の間、トラツグミは雪の少ない低地に下りてきて過ごします。
トラツグミの主な食べ物は昆虫や土壌生物で、落ち葉の積もった林床をガサガサと掘り起こしながら餌を探す姿が有名です。
しかし、これだけ雪が積もってしまうと、林床の落ち葉も雪の下。
餌探しは困難になります。
様子を見ていると、柿の木に残っている実をつついているところを観察できました。
雪に閉ざされるこの季節、このような残り柿が貴重な食糧になっているみたいです。