蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

カワトンボの夏(2023年6月)

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OM SYSTEM OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

夏の強い日差しと、ミヤマカワトンボ。

初夏が終わり、本格的な夏が始まると、平野部などの身近な自然環境では見られる昆虫の種類が限られるようになってきます。

一般的なイメージでは真夏こそが昆虫の季節と思われがちですが、見られる種の多様性という点においては、夏よりも春から初夏にかけての方がはるかに優れています。

この現象は"夏枯れ"と呼ばれていたりして、盛夏は少し標高を上げて、冷涼な地域で虫探しをする人が多くなります。

ミヤマカワトンボは、春から秋口までのかなり長い間水辺に姿を見せてくれるので、夏枯れの季節はいい遊び相手になってくれます。