蜻蛉と蟷螂

トンボを中心に、季節の昆虫を撮ります。

ウスバカマキリ(2021年9月)

f:id:awatuki:20211006122329j:image

OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

秋になり、ウスバカマキリの成虫が見られるようになりました。

幼虫も妖精感があって美しいですが、成虫になるとより一層美しくなります。

緑の発色の美しさはもちろん、脚や触角は部分的に紫色になり、前脚や翅の先端はオレンジに彩られます。

f:id:awatuki:20211006123045j:image

OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

複眼の側面に入る白いラインがとても印象的で、横顔が魅力的なカマキリです。

成虫も相変わらずすばしっこく、密に茂ったイネ科植物の間を素早く走り抜けたり、翅を使って飛びながら逃げるので撮影はなかなか難しいですが、幼虫よりは落ち着きがあるので、扱い方が分かればいい感じのアングルで撮影したり、構図をバッチリ決めたりもできます。

f:id:awatuki:20211006123730j:image

OM-D EM-1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

他のカマキリよりも臆病な性格の個体が多く、なかなかカメラ目線をくれない気がします。